La vie c'est comme un petit bateau

海外(フランス)での生活、育児について綴るブログ

【4月】最近のマルシェ【フランス】

 

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フランスのマルシェにはいつも旬な野菜や果物が並びます(逆に言うと、旬なものしか並ばず、時期によっては姿を消す野菜・果物も多数)。4月に入ってオレンジやレモンが店頭に並ぶようになり、見た目の鮮やかさはもちろん、良い匂いを漂わせています。

果物が美味しい季節になってきた

夏に向けて、果物が美味しくなります。特にオレンジやレモンなどの柑橘系、そしてもう少しするとサクランボや桃、アプリコットなどが並び始めます。こういったフルーツは期間限定だし、美味しい時期となるとかなり狭いです。みんなここぞとばかりに買って行きます。

この時期になると、会社に買ったフルーツをそのまま持ってくる人が増えます。中には出勤前にマルシェに寄ってくる人もいるくらい(マルシェは早いところだと朝6時くらいからお店を開いています)。お昼時はもちろん、仕事中も突然果物ナイフを取り出して皮をむいてかぶりつく人が結構います。日本じゃあまりみないオフィスでの光景だったので最初はちょっとびっくりしましたが、今は自分も果物を持っていって食べています。

野菜も旬なものが並びます

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果物以外も、野菜も同様に、旬なものが並びます。最近はよくかぼちゃを見る気がします。「旬なものを、取れた分だけ」って感じで、店頭に現れたときの量がハンパじゃない。絵に描いたような山積みで置かれます。そして旬が過ぎると綺麗さっぱり姿を消します。

旬を味わえる・食材で季節を感じる

日本では季節に寄らず(価格の変動はありますが)、一年を通して同じ種類の野菜や果物を扱っており、それはすごいことだと思いますが、フランスみたいに旬なもの、その時に取れたものを店頭に置くというのも、食べられない時期はあるにしても、食材で季節を感じることができるので、私は好きです。

まとめ

上で説明したように、季節によってお店に置かれているものが全然違うので、お店の見た目がコロコロ変わって飽きません。マルシェは見学だけでも面白いので、旅行の際には是非立ち寄って見てください。

また、マルシェで注意しなければならないこともあります。それは、旬なものだけでなく、腐りかけの野菜・果物も売っているということ。良く見ずに買ったら腐ってた、ということは本当に良くあるので、購入する際は注意してください。日本にいると、どこへ行ってもそれなりのクオリティ、同じ値段で品物を手に入れることができるので、こういった「目利き」のスキルが磨かれません。フランスではこれは必須スキルなのです。