La vie c'est comme un petit bateau

海外(フランス)での生活、育児について綴るブログ

フランスでおなじみの冷凍食品専門店・ピカール(picard)が日本上陸

 

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最近、以下の記事をニュースサイトで見つけました。

newspicks.com

「黒船企業」とはフランスのピカール(Picard)。フランス人なら誰でも知ってる冷凍食品専門のスーパー。至る所にお店がある印象、それもそのはず、フランス国内で約920店舗もあるそうです。

フランス在住の私と家族もピカールは大好きで、子供達はピザを良く買って食べています。フランスにしては値段も良心的です。フランスは外食が高いので、職場の人たちはこういった冷凍食品のお弁当をよく持ってきています。

 ピカールは何がいいの?

上の記事で紹介している”ピカールの新しさ”は以下の通り。

1.冷凍食品スーパー

2.品数が豊富

3.冷凍食品なのにおしゃれ

私の意見は・・・

これに対する私の、個人的な意見。まず1つ目、これは紛れも無い事実です。冷凍食品を専門に扱っているスーパーです。次に2つ目、これも事実。店内にはいろいろな品が置いてあります。フランスなのに日本食もあったりして、ジャンルも多岐に渡ります。そして最後の3つ目、これは若干疑問。確かに日本の冷凍食品よりは「凝った」物が売ってます、例えばサーモンのパイ包み焼きとか。でも私の印象としては結構庶民的な物(ピザとかアルファベットの形をしたポテト)も多くて、むしろその庶民的なところがフランス人にうけているのではないかと思っています。もうこんな風に思っている人はいないと思っていたのですが、もしかしたら「フランスから来た⇒おしゃれ」みたいなバイアスがかかっているのでは?私としては「お弁当文化」のある日本のほうが冷凍食品はお家芸なのでは?と思ってしまいます。

なにはともあれ、フランスでの馴染みのお店が日本進出するのはなんかちょっと嬉しかったりします。それにこのピカールが日本でうけるかどうかは興味があります。もしうけたとしたら(私としては)クオリティは僅かな差しか無いと思うのですが、その僅かな差がビジネスになるのか否か、ヒントを見つけられると思うからです。今後、注目してみたいと思います。

以下、NewsPicksでの私のコメント。

ピカール(picard)のヘビーユーザ@フランスです。いろんな料理あるし、普通に美味しいですが、あくまで庶民の味。日本で見た冷凍食品と比べると若干の高級感はありますが、レストランとは完全に違うものという認識。自分が選ぶものがピザとかフリットとかが多いからかもしれませんが。

日本でどんな反応になるか注目してみようと思います。フランスに住んでる側からすると「庶民のもの」であるpicardがどのように受け入れられるのか?高級冷凍食品として扱われるのか?もしくは受け入れられないのか?

自分にとっては日本の冷凍食品と大差が無い印象だが、もし受け入れられるなら、そこにビジネスのヒントがあるということだから。