週末、フランスとイタリアの国境付近にあるAlpha Animal Parkという公園に訪れて、オオカミを見てきました。オオカミってそれほど花のある動物ではないと思うのですが、絵本に良く出てくるキャラクターであるせいか、子供たちは意外にも興味をもって見学していました。
Alpha Animal Park
メルカントゥール国立公園の端っこに位置するAlpha Animal Park、本当に山の中です。詳しい場所や入場料は以下の記事にまとめたので、興味のある方はご覧ください。
(ちなみに上のリンク先のブログはヨーロッパ諸国を旅行したときの様子を記録しているものです。フランス以外の国についても書いているので是非ご覧ください)
ニースから車で一時間半
ニースといえば青い海の印象が強いかもしれませんが、車で1~2時間走ると冬はスキー場になるほどの山にアクセスすることができます。今回訪れたAlpha Animal Parkも山の中にある公園ですが、ニースから車で1時間半程度でした。この辺りはトレッキングコースがたくさんあることでも有名です。私が去年訪れた、この付近の山でのトレッキングについて、以下の記事で紹介しています。よかったらこちらもご覧ください。
森の中にある公園
前述のとおり、このAlpha Animal Parkは山の中、森の中にある公園です。オオカミにそれほど興味の無かった私にとって、写真のような自然のほうが魅力的でした(笑)。川沿いの林道をトレッキングできてとても気持ちよかったです。
オオカミはやはり怖かった
オオカミは公園の奥のエリアで見ることができます。安全のため、オオカミを見るところは限られていてガラス張りになっています。とはいえ、とても大人しく、たまに我々が見ているガラス窓に寄って来てくれたりする人馴れしたオオカミ達、見始めたころは動物園にいるほかの動物と同じのんびりした空気がながれていました。しかし、餌の時間に態度を一変、オオカミ同士で餌を取り合い、喧嘩しているような雰囲気でちょっと怖かったです。子供たちもこの姿は印象的だったようです。やっぱりオオカミは怖い。
鳥のスペクタクル・・・実際は飼育員のトークショーでした
この公園ではオオカミの他にも鳥のイベントがあります。フランスらしく「スペクタクル」と名付けられたこのショー、飼育員の間を大きな鳥が飛ぶのをひたすら見るという。。ちょっと拍子抜けするものでした。ただ、飼育員さんのトークがすごかった!ずっと喋ってる!そして観客に呼びかけ参加させるのがとても上手でした。写真は子供達の腕に鳥を乗せて回っている様子。ただ見るだけじゃなくて、参加できるイベントでした。
鶏小屋でせっせと働く息子たち
公園内には小さな農場があって、そこでは実際に中に入って動物と触れ合うことができます。動物と言ってもニワトリしかいませんでしたが(笑)。それでも子供達は満足。特に、藁を運んで鶏のベッドを作る作業が楽しかったらしく、一生懸命藁を一輪車に乗せて、運んでを繰り返していました。それまでうるさく騒いでいた息子たちもここでは無言でひたすら働く・・・夢中になるってこういうことか・・・もっと違うことに夢中になって欲しいのが本音ですが。
自然+芸術、やはりここはフランスだった
それから、公園内には無造作にデッサン用の三脚が置かれていました。このへんが芸術の国・フランス。紙もペンも用意されていて、誰でも使っていいようです。ということで、息子たちもお絵かき。自然の中でデッサン、なかなか絵になりますね。
何を書くかと思ったら、「パパ」だそうです。。嬉しいけど。。公園で見た景色や動物描いたら?と言いかけましたが、やめました。
自然を満喫する次男坊
最近、かなり動けるようになってきた次男(1歳11ヶ月)、この日は広い公園だったので、ここぞとばかりに動き回っていました。大自然の中でたくましく育つんだぞ!
兄の真似をして一輪車も頑張って押していました。まだ上手くできず、ヨロヨロしてしまうので、手伝おうとすると、その手を払いのける。。かなりの頑固者です。結構長い間、この作業をやったのに、次の場所に行こうと言うと「やだ!(もっとやりたい)」と泣いていました。就職先は決まったようです(笑)
まとめ
オオカミを観れたのも良かったですが、一番良かったのは自然の中で遊べたことでした。何か特別なものがなくても自然の中で過ごすのはやはり気持ちがいいし、何より子供達が喜びますね。