フランスの現地校に通う息子たち。
その学校から「明日から一週間、自転車やキックボードでの通学を推奨します」という連絡が来ました。
このイベント、毎年開催されるので、調べてみると、ヨーロッパ全体で行われている「European Mobility Week」という環境問題への取り組みであることがわかりました。
European Mobility Weekとは?
このヨーロピアン・モビリティ・ウィークは、地球にやさしいモビリティ(移動手段)の利用推奨週間です。
つまり、二酸化炭素等の温室効果ガスの排出を抑える乗り物、具体的には自転車等で通勤・通学しましょうというイベントです。
自転車でなくても、公共交通機関を使えば自家用車での通勤よりも温室効果ガスの排出は減らせます。子供はキックボードの利用も可です(欧州ではキックボードは立派な移動手段です)。
難しいことは要求されず、できる範囲で、みんなで取り組みましょうというのがポイントのように感じました。
このイベント、既に20年の歴史があるそうです。
さすが環境意識の高い欧州、見習うところがたくさんあるなぁと感心しました。
以下の記事で、このEuropean Mobility Weekについて詳しく説明したので、興味のある方はご覧ください。
息子たちも、「ご褒美」ほしさに自転車通学
このモビリティ・ウィークはみんなが自転車やキックボード通学していて、ちょっとしたお祭りの雰囲気。
息子たちは普段、歩いて通学しているのですが、この週は自転車で通学。
理由は、写真のステッカーやメダルがもらえるから。
学校でも、温室効果ガスによる地球温暖化や大気・海の汚染など、様々な環境問題を扱い、子供たちに教えているのですが、やはりこどもにはこういったご褒美が一番効きますね。
モチベーションはどうであれ、これによって良い効果が出るなら何の問題もありませんからね。
まとめ
温室効果ガス排出を減らすために自転車等のクリーンなモビリティの利用を推奨するイベント・European Mobility Week。
ヨーロッパ発で、既に20年の歴史があるイベント、今ではヨーロッパ以外の多くの国でも実施されているようです。
上にも書きましたが、難しいチャレンジではなく、できる範囲で、できるだけ多くの人が参加できるように設計されているので、非常に好感を持ちました。
当然、環境意識も高まるので、我が家はこれからも積極的に参加していくつもりです。