La vie c'est comme un petit bateau

海外(フランス)での生活、育児について綴るブログ

フランスの小学校で出たアートの宿題が面白い【芸術・教育・海外】

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昨今の外出自粛により学校も開講されず、フランスに住む我が家の息子たちも自宅にて自習しています。息子たちは7歳と4歳なので自習になるとどうしてもフランス語(在仏、現地校なので)と算数になりがちですが、その中でも先生方がアート・芸術の宿題を出してくれて、これがなかなか面白かったので、本記事ではそれを紹介します。

ロックダウン中のフランスは完全リモート学習

アメリカもヨーロッパも(てか世界中)現在はコロナの一色で、私たちの住んでいるフランスはその中心にいます。フランスは俗に言うロックダウンで、不要不急の外出は「禁止」です、要請ではなく、禁止。外出には証明書をもたないと罰金がとられます。外での運動も1日1回、1キロ以内の範囲で一時間だけ、のように、まさにロックされています。

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息子たちはフランスの田舎にある現地校に通っているのですが、学校は当然、現在閉鎖中。ということで、オンライン学習まではいきませんが(インタラクションはメールベースでテレビ電話はほとんどつかわないので)、先生方がリモートで課題を送ってくれて、毎日がんばって自習しています。

以下の記事ではフランスのリモート教育について書いています。興味のある方は是非。

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アート(芸術)の宿題も出してくれる!

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というわけで本題。リモートでの宿題はフランス語や算数がほとんどですが、先日、アート(芸術)も用意してくださいました。これがなかなか興味深い!

学校が開いていたころは、遠足で近くの美術館行ったとか、授業でやたらおおきな作品作ったとか、さすがフランス!さすがヨーロッパ!という印象は既に持っていましたが、そして今回のアートの宿題を見て、小さいころからこんな教材で学べるなんて羨ましいなと嫉妬心さえ覚えました(笑)。

というわけで、以下、紹介していきます(宿題は現在7歳の息子に出されたものです)

有名芸術家特有のタッチを学ぶ課題

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この写真、息子が課題の中で塗り絵したものなのですが、どのような課題だったかわかりますか?そうです、ゴッホのタッチを真似してみるという課題です。面白いですよね、普段はマーカーでべた塗している息子が、こんなタッチを実際にやってみるというもの。絵を見るだけじゃなくて、実際にやらせてみることで効果が全然違うでしょうし。

まずは画家の簡単な説明がある

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実習する前に画家の説明ページがあります。この日はムンクゴッホ。その画家の代表作と共に、簡単な説明があります。説明の量はほんのわずかですが、小学校一年生なのでこれで十分。

インターネットサイトなどを使った補足説明

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先生方はその課題に合ったインターネットサイトやYouTubeを送ってくれます。多くは音声または映像付きで、子供達でも飽きずに視聴できます。紙ベースだとどうしても集中力が続かないので、こういうネット上の資料はとても助かります。

いくつか動画を送ってくれて、どれが一番印象深かったかなどのアンケートも行なったりします。その課題もまた後日紹介しようと思います。 

 

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他の課題も紹介

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これもみなさんご存知、キースヘリング。カラフルな色使いとシルエットを使ったアートが特徴。資料の説明もその程度しか書いてありませんが、子供達は感受性豊かなので、絵を見るのが一番早いですね。

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ということでこの絵も自分で塗ってみます。別に原作と同じにする必要はなく、いつもより色を多く使いましょうとかその程度の縛りがある程度。長男は学校でよくやっている、テクスチャ(模様)をつかって色をつけたみたいです。

他にも以下のような課題をこれからやるみたいです。

幾何学模様+三原色

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 幾何学的なアートでしょうか?(すみません、私自身アートに疎いので、適当な解説ができません)。この資料に書いてあることは、水平線と垂線で描かれる四角を使うことと、三原色のみを使って色を塗ること。これを条件に作品を作ります。

【追記】

7歳の息子が実際にこの課題をやってみました。結果はこちら。

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まぁ、なんかそれらしいものができあがりました。何気ないインテリアでありそうですよね(笑)。正直、この作品に関しては、まぁこんなもんかという印象でしたが(ひどい親ですね(笑))、今回の発見は『子供がこの作品を気に入っていたこと』。つまりうちの息子は(現時点で)こういう幾何学模様だったり、色使いが好きだということがわかりました。いろいろな作風に触れて、自分でもやってみることで、本人の好みが発見されていくのは教育の醍醐味ですよね。すばらしい。

マティス風の作品作り

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この課題はマティス風の作品を作ること。これはペンで書くのではなく、紙を切って、色を塗って、貼り付けて作る課題です。マティスに関しては私が住んでいるところの近くに作品が集まった 美術館があるので、この課題のあと(もちろんロックダウンが解除されていれば)、是非子供たちを連れて行きたいです。

【追記】

この課題についても、先日、長男は取り組みました。最終的に出来上がった切り絵作品はこちら。

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マティス関係あらへんやん・・・

正直マティス風とは言えない作風ですが、本人は描きたいものを切り絵で表現できて満足していました。別にそれっぽい作品を作ることが高得点なわけではありませんし、本人が描きたいものが描けたならそれでよし!これぞアート!

【追記】後日送られてきたショートムービーを用いた課題

 本記事のアートと平行して、幾つかのショートムービーを見て一番面白かったものを投票するという課題が送られてきました。セリフのないムービーで、7歳の息子にはちょっと難解?と思えるものばかりでしたが、子供は楽しんで取り組んでいました。

その課題を以下の記事で紹介しているので、興味のある方は是非ご覧ください。

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まとめ

本記事ではフランスの現地校で小学校1年生に出されたアートの宿題を紹介しました。ヨーロッパは美術館が多く、かなり近いところにアートがあるので、このような課題と併せて、かなり理解が深まりそうですね。日本生まれ日本育ちの私にとっては、子供宿題でもかなり勉強になるし、実際に興味深いです。子供と一緒にやってみようと思います。

以前、ピカソ美術館で買った本をもとに子供が絵を描いてみたことがありました。以下はその様子を紹介しているので、興味のある方はこちらも是非。

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