La vie c'est comme un petit bateau

海外(フランス)での生活、育児について綴るブログ

フランスでは学校が生徒を選ぶ?


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 ちょっと大げさなタイトルにしましたが、近所の人と少し面白い話をしたので、本記事ではそれを紹介したいと思います。

先週からフランスの外出規制は大幅に緩和され、学校も段階的に再開しました。とは言え、まだ慎重な見方をしている家庭は多く、学校が設定した1クラスの上限(私の子供達が通う学校では1クラスの上限を10〜15人としていました)に満たない人数で授業が再開されました。

一方で、共働きの割合がかなり高いフランスでは、子供を学校に行かせたい親も少なくありません。本記事ではその「子供を学校に行かせたい親」に関する話です。

ロックダウン解除!学校再開!

約2ヶ月に及ぶロックダウンが解除され、学校は全ての学年ではありませんが、段階的に再開しました。再開される学年に関しては以下の点を考慮して小学校から再開しています(地域によって違います、一概には言えませんので注意)

  • 小さい子のほうがリスクが高い→高校生など大きい子はまだ様子見
  • とは言え、幼稚園の年少さんなどはソーシャルディスタンスをとるのが難しいので、小さい子ではあるが様子見

うちの長男のクラスは再開されましたが、長男はまだ自宅でオンライン学習を続けています。おそらく学校としても子供の指導にかなり気を使うだろうし、我々としても少し様子を見てから判断したかったからです。

実際、近所で学校の先生に会った時に言われたのは「(うちの長男)は学力的には問題ないし、自宅でも勉強が続けられる子だから、今はまだ学校に来なくてもよいと思う」要はもう少し様子を見てから決めていいよ、とのことでした。

テレビのニュースでフランスの学校再開の様子を映していましたが、教室でも距離をとって、何をするのも大変そうでした。先生方、大変だろうなぁ。。

 

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共働き社会のフランス、子供を預けないと働けない

こんな状況ですが、ご存知のとおり共働き社会のフランス、子供に学校へ行ってもらわないと働けない家族も多いのです。これは私の体感ですが、私が所属していた会社では8〜9割が共働き。子供が3人いてもほとんど共働き。税金高いし、給料安いしというのもありますが、学校の時間が長いことで共働きしやすい環境であることも後押ししているのでしょう。幼稚園から就業時間は16時半、その後、学校がそのまま学童として使えて(お金を払えば)18時くらいまで子供は学校に残ることができます。子供としては家の時間が減るので寂しいでしょうが、これによって多くの世帯の共働きを可能にしています。

ところが最近の学校の閉鎖から、子供は在宅になり、両親ともにリモートワークになったとしても、代わり番こに子供の面倒、勉強(宿題)を見ることに。それではやはり本来のように働けず、リスクがあるとは言え、学校が再開したらすぐに子供を行かせたいという親も少なくありません。

近所のやんちゃな男の子が学校側から登校を断られる?

我が家の近所に、まさにそのような家族がいるのですが、先日、「子供は学校に行き始めたの?」と聞いたところ、

「本当は行かせたかったんだけど、子供(8歳)がやんちゃだから学校から断られたの」とのこと。。まじで!?

確かにソーシャルディスタンスを維持したままの教育は難しい、特にやんちゃな子供の面倒を見るとなるとなおさらである。それにしても学校側がはっきり断るなんて・・・すごいぞフランス!

たしかにその子はやんちゃで、あまり言うこと聞かないけど、手がつけられないほどではないと(私の感覚では)思う。それをはっきり断るのがフランスの学校!!学校強し!先生強し!

まぁ、その家庭は子供が一人で、且つ、両親ともリモートワークできており、一応なんとかなっているという話は聞いていたので、ちょっとした笑い話になりましたが。

まとめ

たしかに、これまでのフランス生活を通して、フランスの学校は(日本に比べて)シビアなところがあります。いたずらした子には数分間、みんなから隔離して教室の隅で反省させることもよくあるそうです。未だに学校や先生の力が維持されているんでしょうかね。フランスがすごいというより、日本の学校と親との力関係が異常なのでしょうか・・・昔はもっと違ったと思うのですが。。いろいろと考えさせられるできごとでした。