週末に近所のヴァロリス(Vallauris)という街へ行って来ました。目的は国立ピカソ美術館。昔、ピカソはこの街に住んでいて、そのとき陶芸作品を中心に多くの作品を残したそうです。それらが展示された国立ピカソ美術館に行って来ました。
ヴァロリス(Vallauris)
上にも書きましたが、小さな街です。観光ガイドブックにも小さなスペースでしか書かれません。ただ、派手さはありませんが、南仏カラーの建物が並ぶ綺麗な街並みです。ヴァロリスは陶芸の街として有名です。メインストリートには陶芸作品を売っているお店がたくさん並んでいます。南仏らしくカラフルな陶芸品も売っているのでお土産にいかがでしょうか?ちなみに我が家もヴァロリスで買った陶芸(パター入れ)を入れを使っています。
街の中心にある広場ではマルシェが開催されています。フランスのマルシェは見るだけでも楽しいです。日本では売ってないような巨大な野菜が売っていたり、ディスプレイも農家から直接持ってきました感が出ていて、いかにも「市場」って感じがします。
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ヴァロリスのピカソ美術館
Mairie(市役所)の隣に位置する国立ピカソ美術館。ピカソの陶芸作品が複数展示されています。また、有名な壁画「戦争と平和」が描かれた礼拝堂が美術館の横に建っています。規模としては小さいですが、家から近いことと、最近長男がピカソに興味を持っているので、みんなで行って来ました。
入場料
- 大人:5ユーロ
アクセス
展示されている作品
ピカソの作品に関しては撮影禁止なので、他のサイトから画像をお借りしました。まずはピカソの陶芸作品
ピカソの陶芸作品
出典:http://www.vallauris-golfe-juan.fr/Pablo-Picasso.html?lang=fr
3Dの作品でもピカソらしいタッチですね。絵画でも空間が歪んだような2Dを超えた印象がありますが、3Dになるともっと不思議?いや、むしろ自然に見える?
有名な壁画「戦争と平和」
出典:https://www.inexhibit.com/case-studies/vallauris-ceramic-art-spirit-picasso/
この壁画はとても印象的で、題名の通り、戦争(写真左の壁)と、平和(写真右の壁)が両方描かれています。
まとめ
フランスへ来て良かったことの一つに、芸術作品へのアクセスが容易になったことが挙げられます。日本でももちろんたくさんの芸術に触れることができますが、こっちでは実際にアーティストが住んでいた街で、その地で作った作品を見ることができるので、より印象に残ります。皆様もヨーロッパを旅行される際は、その街も含めて美術館を堪能してみてはいかがでしょうか?