結構前ですが、昨年末に近くの村の広場で行われていた子供向けのイベントに参加してきました。そこでは絵を描いたり、楽器を演奏したり、簡単なアスレチックをしたりと子供達は大喜び。フランスではコミュニティ毎にそういったイベントがたくさん開催されています。
フランスには体験型のイベントが多い
フランスでは小さなコミューン(村、街など)の単位でお祭りやイベントがよく開催されます。それらは子供向けのものが多く、さらにほとんどが体験型のイベントです。ここでの体験型とは、作品を見るだけの「鑑賞」などではなく、実際に自分達も作ってみる「創作」であったり、自ら演奏したり運動したりする、という意味です。それぞれの体験コーナーには大人が付いていて、子供達にやり方を教えてくれます。
運動系アトラクション
イベントで最もみるのが運動系アトラクションです。今回は室内であったため、写真のようなアスレチックが設置されました。室内だとどうしても規模が小さくなってしまうのですが、小さい子にとっては十分。そしてなにより安全。
一方、外に設置される運動系アトラクションは自転車のコースであったり、ボールを使った遊びであったり、あと最近良くみるのはクライミング用の壁が設置されています。外のアトラクションは比較的大きい子供まで遊ぶことができます。日本よりも人口密度が低いため、余裕をもって遊べます。
演奏系アトラクション
写真は演奏系アトラクションのテーブルの様子です。これは日本でも同じだと思いますが、色々な楽器が置かれていて、自由に演奏することができます。また、テーブルには一人先生が着いてくれて、一緒に歌いながらみんなで楽器を演奏します。
フランス語がまだ話せない我が家の子供たちでも楽器の演奏は楽しんでいました。まさに、音楽は国境を越えますね。
創作系アトラクション
数としては一番多かった創作系アトラクション。いくつかテーブルがあって、テーブルごとに違うものを作っていました。テーブル毎に指導員がついてくれて、丁寧に教えてくれます。私は最近の日本の幼稚園事情に詳しくないため、比べるのが難しいですが、フランスでは子供に(日本と比べて)大きな作品を作らせたり、たくさんの素材や色を自由に使わせる印象を持っています。例えば以下の記事で乗せたようなもの。自由度は高いのですが、たまに何を作ったのかわからないことがあります(笑)
長男はこんなのを作りました。綿を使って立体感のある羊を作成しました(笑)。家だと紙とハサミとペンしか使わないことがほとんどなので、色々な素材が使えるこういったイベントは好きみたいです。
まとめ
フランスではこんな感じのイベントが毎月のように開催されます。さらに夏のバカンス時期やクリスマスシーズンでは毎週どこかしらでイベントをしています。短い旅行の中で訪れるのは難しいでしょうが、少し余裕をもってフランスへ来ることができる方がいらっしゃるなら、こういった地域のイベントを見てみるのも楽しいかもしれません。