夏休みの最終日に、Villeneuve-Loubetにある「Le Bois des Lutins(こびと達の森)」に行ってきました。妻と子供は既に何度か行ったことがありましたが、私は始めて。噂には聞いていたけど、とても楽しいレジャーパークでした。
Le Bois des Lutins(=こびと達の森)
森を切り開いて作った(なんか言い方悪いですが)、アスレチック・レジャーランドといったところでしょうか。敷地内にあるアトラクションは木で作ったものが多くで、自然の中で遊んでいる感がすごいです。
敷地の全体図。結構広いです。遊ぶところもたくさんあって人が分散していたため、日本のレジャーランドのような行列は見られませんでした。どのアトラクションも体を動かして楽しむもので、子供達は走り回っていました。
設定としては「小人の住む森」なので、写真のように木の上にたくさんの小屋が建てられています。面白いのがその小屋へのアクセス方法。階段や網(ネット)の上を歩いて登ります。そして小屋から小屋へもネットや滑り台で移動します。これが結構いい運動になりった。。てか疲れた。
アクセス・場所
場所はVilleneuve-Loubetの高速出口を降りて車で山の方向へ10分程度です。駐車場は広いので心配無用です。
料金
- 大人:15ユーロ
- 子供(2~4歳):8ユーロ
家族で行くと若干高いですね。でもその分たくさん遊べます。一日がかりで望みましょう。
敷地内の様子を詳しく紹介
ここから施設内の様子を写真を使って紹介していこうと思います。上にも書きましたが、木の上にたくさんの小屋があって、それぞれが繋がっています。写真の緑色のシートは滑り台です。結構急なので、長男はびびってました(笑)
小屋へ登るときは写真のようなネットの上を歩いていきます。歩くとかなり揺れるので、手も使いながら登ります。次男には無理かなと思いきや、スイスイ歩いていてびっくり。
小屋の中の様子。木で作られています。また上で述べたように、小人の家という設定なので天井が低かったりします。子供達は大喜びですが、大人は腰を痛めるので要注意。
小屋の中には楽器が置かれていたりもします。これも木製がほとんど。子供には嬉しいですよね。また、壁にはここに住む小人が紹介された紙(ポスター)が張られています。小人の身長は16cmだそうです。
木の上の小屋から降りるとき、小屋から小屋へ移るときは滑り台を使います。ビニールシートで作ったようなぺらっぺらなやつ(破けるほど薄くはありません)です。滑るというより落っこちると言ったほうが正しいかも。だからある意味恐い。あと静電気がすごいです。総じて、楽しい、ということで笑。
ちょっと長めの、「(ビニールシートとは違う)硬い、ちゃんとした」滑り台もありました。こっちの方がスピード出て面白かったです。
大きなボールで遊ぶアトラクションもありました。足場はネットなのでかなり不安定で、さらにボールを押してぶつけ合うので、みんな転びまくってて楽しそうでした。うちの子は4歳と1歳なので、ここで大勢で遊ぶのはちょっと難しいかな。
上から見るとこんな感じです。小中学生が楽しそうに遊んでいました。俺ももう少し若ければ。。
長男も挑戦。みんなでボールをぶつけ合うのは難しそうなので、空いている時間に一人で押してみた。楽しそう。
ネットは若干傾いているのでボールが転がってきます。必死に逃げる長男、楽しそう。
一番人気はタイヤを使った滑り台
施設内で一番人気だったのが(浮き輪のように空気で膨らませた)タイヤを使った滑り台。結構スピードが出ます。
タイヤの乗り物は自分達で上まで持って行きます。アナログ・ローテクです。でもこれがいいのかもしれませんね、特に子供にはいい運動になるので。
長男も一人でがんばって運んでいました。ビビりの長男、上の写真にあった木の上の小屋からの滑り台は怖がって一人でやりませんでしたが、これは一人で乗ってました。私からしたらこっちの方がスピード出て怖いのですが。。
その他の遊び場を紹介
こんなのもありました。トランポリンみたいにぴょんぴょん跳ねて遊びます。二人の息子はこれが大好きみたいで、狂ったように遊んでいました。
パズルゲームなどが設置されている場所もありました。ここにはあまり人がいませんでした。せっかくこんな施設にいるんだから、木の上登ったり、滑り台して体を使った方が楽しいですもんね。ここはちょっとした休憩スペースになっているのかもしれません。
空気でボールを浮かすやつ、こんなのもありました。個人的にはこういう理科の実験的なやつ好きなのですが、これ一つしかなかった。
小さな山の中へ続くトンネル。しゃがんで中に入っていくと小さな部屋があります。長男に連れられて、大の大人が侵入して見ましたが、道が狭すぎて進みづらい。。結構辛かったです。もうネバーランドには行けません。
山の中はこんな感じで小さな部屋がハブになっていくつかの通路がつながっています。長男はこのマップを見ながらどこを通ったとか、次はこの道行ってみるとか言いながら遊んでました。探検的な要素があって面白いんでしょうね。
小さな部屋と言うのはこんな感じ。大人は立ち上がれないくらい狭いのですが、子供にとっては隠れ家みたいで興奮していました。
木に登るだけじゃなくて、ネット製のジャングルジムみたいな遊具もありました。結構体を使います。「パパ一緒に行こうよ」と言われたのでついて行ったら意外と疲れました。ダイエットだと思って一緒に遊びました。
こんな綱渡りみたいなのも楽しかったです。綱自体が結構揺れるので難しい。自分はカイジに習って両手を広げて、足は小刻みに渡りました。漫画大好きなフランス人もさすがにこれはわかるまい。
この手のアトラクションはフランスでよく見ます。敷地が広いので、こう言う遊びは本当に楽しいですよね。
ターザン遊びもありました。これは大人気でした。
水遊びをするところもあった
施設内には小さいですが、水遊びすることろもありました。プールはありませんが、シャワーや滑り台があって、小さな子供たちが遊んでいました。我々が訪れたのは9月頭。ちょうど気温が下がってきたところなので、若干寒そうでしたが、二人の息子は楽しそうに遊んでいました。
滑り台。水が流れているので結構スピード出ます。特に長男は楽しそうに遊んでいました。次男も一人で滑っていました。
これはちょっと説明が難しいのですが、ハンドル回して水を下から組み上げて、決められた経路に流す、みたいな。割と単純な作業なのですが、子供たちは無言で、ひたすらハンドルを回していました。
施設内で食事もできる
施設内にはたくさんのテーブルやベンチがあって、食事を取ることができます。ワインを持ってきている人もいました。またテーブルの横にはハンモックがあって、みんな寝てました(フランス人の親は結構子供を放置します、子供は遊ばせて自分は寝る、みたいな)。このテーブルは物置きとしても使われていました。みんな持ってきたご飯やベビーカーなどの荷物はテーブルに置きっ放しにして、休憩するときに戻ってくると行った使い方をしていました。
まとめ
体を使って遊べる le bois des lutins、子供達の体力を消耗させるには持ってこいの場所です。さらに自然の中にあるのもポイント高いですよね。