フランスはロックダウン解除から2週間が経ちました。解除されたとは言え、コロナウィルスが完全に収束したわけではないので、まだ不安な日々は続きますが、一時期よりは落ち着いてきた感は肌で感じています。
私はパリ在住ではなく、フランスの南の田舎に住んでいるので、マイナーな情報ですが、本記事ではロックダウン解除後の様子を少しお伝えできればと思います。
街には人が戻ってきた
ロックダウン解除後、明らかに街には人が増え、今まで閉鎖していた各種施設やお店も徐々に再開し始めました。特に公園などは今まで一部しか開放されていなかったし、運動するにも外出証明書に記入しなければならなかった(しかも1日1時間まで、家から1キロの範囲まで)ので、そのうっぷんを晴らすべく、ジョギングする人や子供とサッカーする人、自転車する人で溢れています。先日、フランスの大手スポーツ用品店・Decatholonへ行ったのですが、運動を再開する人が多いのか、たくさんの人で賑わっていました。
長男が通っている空手教室も再開
本記事のトップ画像でお見せしたように、空手教室も再開しました。しかし、密閉空間となる道場はまだ使えないので、一度のレッスンで先生含めて10人まで、そして外でお互い距離を取った上で練習します。田舎の空手教室なので土地が十分にあるため、我々は幸運にも早い時期から再開することができました。都市部は大変ですよね。。
立派な道場があるので、早くまた使えるようになるといいなと思います。以下の動画はその道場で撮影したもの。とても綺麗な道場(Dojo)です。
公園も開放された
公園にも子供の姿が戻ってきました。これが一番うれしいニュースなのではないでしょうか。上にも書きましたが、ロックダウン中は外出証明書が必要で、一日一回一時間、家から1キロの範囲までしか外出できませんでした。さらに、公園は一部しか開放されず、例えば以下の写真のように、自転車やキックボードで遊ぶエリアや遊具のある場所は封鎖され、散歩しかできないような状況でした。
今は、全てではないですが徐々にこのような封鎖状態が解除され、子供達も遊べるようになりました。ずっと家にいて、子供はストレスだっただろうし、それを見る親(我が家では特に妻)も一緒にストレスを感じていたでしょう。しかし、ロックダウン解除とともにストレスも少しずつ緩和されています。
Kickboard at skate park. 6歳・4歳の息子がキックボードでパークデビュー【フランス生活】
やっぱロックダウンは精神的にきますね。2か月で済んだからよかったものの、あの厳しさでもっと続いていたらと思うとぞっとします。
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テニスクラブも再開
個人的にはこれが一番うれしいニュースかもしれません。ようやくテニスコートが開放されました。私はまだプレーできていませんが、またテニスができるようになると思うと楽しみです。
しかし、開放はされましたが、現状は厳しい使用上のガイドラインを守らなければなりません。例えば以下のようなガイドラインがあります。
- 使用前はベンチを除菌(手袋・スプレー等を用いて)
- ボールには本人とわかるマークを描いて、自分のボール以外のボールは触らない
(ボール拾い面倒だ。。)
私はグループレッスンを受けていたのですが、さすがにそれはまだ再開できません。草トーナメントもまだ。試合がないとモチベーションが上がりませんが、当面はロックダウン中に衰えた体を戻すところからでしょうか。
まとめ
まだまだ以前の生活には程遠いですが、ロックダウン解除によって少しずつ良くなってきています。
参考までに、ロックダウン中の様子も記載しておきます。