先日、本ブログにて、フランスの小学校に通う息子に出されたアートの課題が面白いという記事を書きました。その中にマティスの課題があり、先日、息子は実際に課題をこなしたのですが、近所のマティス美術館が5月中は入場無料ということを聞いて、実物を見に行ってきました。本記事ではその様子を紹介します。
フランスの学校で出されたアートの課題
先日の記事で、フランスの小学校に通う息子に出されたアートの課題について紹介しました。この課題が結構面白くて、テキストはシンプルなアーティストの紹介だけなのですが、課題はそのアーティスト風に作品を作ってみましょう、というものです。例えばゴッホ風の絵を描いてみましょうとか、幾何学の形状を使って作品を作ってみましょうというようなものです。
以下の記事でその課題を紹介しているので、興味のある方は是非ご覧ください。
アンリ・マティスの課題
その課題の中にアンリ・マティスの課題がありました。具体的には切り絵を使って絵を描きましょうというものです。上の写真がマティスのもので、シンプルな切り絵です。それからトップ画像のステンドグラスもマティスの作品なのですが、色がとても綺麗なのもわかると思います。しかし、やはりこの課題だけでは子供はマティスを理解することはできず(大人もそうですね笑)、結果、息子が作った作品はこちら。
切り絵は切り絵だけど、ただ好きなものを描いてみたってだけですね。。
マティス美術館が入場無料??
こんな状況の中、近所のマティス美術館が今月中は入場無料という話を聞いて、行ってみようということになりました。実物を見ればもっと感じることもあるだろうということで、早速行動。
現状、フランスは特別な理由がない限り、100キロ以上の移動は禁止されています。それもあって結構空いてました。マティス美術館の周りは公園になっており、そこでジョギングや自転車をする人が結構いました。
建物から印象的なマティス美術館
印象的な建物のマティス美術館。芸術のにおいがプンプンします。色が少し落ちてきていますが、それがまた味になってますね。ちなみにこの建物の向かいにはオリーブの木が並んでいます。
ついにマティスの作品にご対面
息子は小学校の課題・テキストを手に、マティス美術館に足を踏み入れました。そしてついに作品とご対面。まだまだ子供なので、美術品の奥深さなどはもちろんわかりませんが(私もわかりませんが)、学校の課題をやる前とやった後では明らかに喰いつきが違うように感じました。この絵はどうやって描いているのか、この彫刻はどうやって作っているのかを質問されました。答えられませんでしたが・・・
美術館の中に、作品をどのように作るかやマティス本人が作品を作っている映像が流れていました。映像ということもあり、息子は興味津々。特に切り絵作品を作っている映像は、マティスが紙を切っている姿が映っており、親子ともども「ほんとに切り絵なんだね~普通にはさみで紙を切ってるね~」と食い入って観ました。
動画で様子をお届け
マティス美術館で撮影した動画や写真でYouTubeビデオを作ってみました。暇で暇で仕方ない人は見ていただけると嬉しいです。
Matisse museum in Nice, France. フランス・ニースのマティス美術館
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以下の記事は、これも近所なのですがヴァロリスという村にあるピカソ美術館へ行った時のものです。芸術つながりということで興味のある方は是非。
また、結構昔になりますが、息子たちがまだ幼稚園に入る前くらいの年齢のときにフランスの児童館へ良く訪れていました。そこもアートに溢れていてびっくり!以下の記事ではその様子を記しているので、興味のある方は是非。
まとめ
やっぱり実物を見ると感じ方が違いますね。今回、入場無料という機会があって家族みんなで行くことができ本当に良い日になりました。先日までロックダウンだったので、久々の外出でリフレッシュすることもできました。